札幌練成会 稲積教室からのお知らせ


「結果を出す塾」~保護者の方と関わるテスト後の取り組み~(稲積教室)

2期制導入後、最初の定期テストが終わりました。
続々と嬉しい結果の報告を受けていますが、中1へ行った「テスト後」の取り組みをご紹介します。

初めての定期試験を経験した中1では、テストまでの勉強を振り返り、次回に向けてやるべきことを明確にする機会を設けました。

テストの振り返り、反省は学校などでもやることではあると思いますが、特に以下のことを意識しています。

【子どもたちが持つ「反省」のイメージ】
最近の子どもたちは、「反省=悪い事を振り返る」ととらえてしまう子が多いです。
悪かったことが前提で、文字通り「反省」(したふり)をし、「もっと〇〇すればよかった」など大人が喜びそうな、思ってもいない反省を書きがちで、なかなか次に活かせません。

そこで、テストまでの取り組みの中で、まず「よかったこと」から振り返ります。
実はこれが結構難しい。「よかったこと」がなかなか書けないんです。
良かったことは素直に良かったと振り返り、また次も同じようにやろう!
たくさん書けるように次から取り組もう!と生徒と一緒に振り返りました。
そうすることで、より明確に足りなかったことが見えてきます。

【テストまでの「取り組み」と「結果」は分けて反省する】
たくさん勉強したのに、結果は思わしくなかった。
⇒ 全てを「失敗」と捉えない。(取り組みはOK)

大して勉強していないのに結果的に良い点が取れてしまった。
⇒ 全てを「良し」としない。(取り組みは×)

生徒が書いたテストの振り返りは、保護者の方にも目を通してもらい、『見ましたチェック』印をいただきました。
塾でどのようなことをしているのかを保護者の方にも見ていただく一つの機会となりました。