札幌練成会 稲積教室からのお知らせ
「成績が下がったら、塾で勉強する」という人へのススメ(稲積教室)
「成績が下がったら本気で勉強します!」
よく聞く言葉です。
しかしながら、実際に下がったとしても『本気』で取り組むことができない生徒は多いです。
テストの成績が悪かった後も、机に向かわない、ダラダラと生活する我が子を見て、「いつになったらウチの子は勉強してくれるの!」と感じている保護者の方もいらっしゃると思います。
そこで、成績が下がってしまった時に本当に取り組み、良い成果を出すために今から意識すべきことを2つお話したいと思います。
➀『下がったこと』に気づく。『現状』をつかめるように。
成績が下がってしまった!次からしっかりやろう!と自覚し、気持ち新たに取り組める生徒は心配ありません。
ただ、多くの生徒は『下がったこと』になかなか気づけないものです。
また、気づいてはいるものの気づかないフリをするケースもあり、「現状の学習状況でもまだやらなくて大丈夫」と思ってしまいがちです。
一度塾などでの模擬試験を受験し『志望校の合格に必要な数値と比較』をしてみてください。
合格に必要なのは内申点だけではありません。
自分は志望校を受験する人の中でどの位置にいるのか。
定期試験とは違った学力テスト形式の問題が解けるかなど、今から確認できることがたくさんあります。
➁自分が本気を出した時の勉強量はどのくらいかを今からイメージしておく。
本気で勉強して成績はすぐ戻る!勉強したらすぐに成績が上がる!となればもちろん良いのですが、現実はすぐには上手くいかないものです。
学習習慣をつける、苦手を克服する…など、成果が出始めるには多少時間がかかることは今から知っておきましょう。
自分が本気になって取り組み、目標までに間に合うように今からイメージすることは大切です。
本当は、成績が下がる前に取り組み始めて欲しいのが正直な気持ちです。
「下がったら…」という後ろ向きな気持ちが「上げるために、頑張る」という前向きな気持ちになったとき生徒たちの活力・パワーは計り知れません。
「やる気が出て勉強に取り組む」というより、「やる」から「やる気が出る」
この夏、本気を出す練習、本気に慣れる練習を一緒にはじめませんか。
夏期講習会の受付は6月からスタートします。