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非認知スキル(非認知能力)とは?今から養いたい学力以外の力
お子さまの未来の幸せのため、勉強に力を入れている保護者さまは多くいます。
そして今、学力と併せて養いたい能力が『非認知スキル(非認知能力)』です。
この記事では非認知スキルの例と、大切な理由、そして非認知スキルの伸ばし方をお伝えします。
非認知スキル(非認知能力)とは
非認知スキル(非認知能力)とは、数値では測れない能力です。
今世界的に注目される能力で、高校入試や大学入試でも求められるようになっています。
非認知スキルの例
非認知スキルと聞いても、これだけでは一体何の能力かわかりませんね。
しかし、下の例を見れば、きっと聞いたことがあるものばかりのはずです。
例)
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etc. |
この他にも自制心、好奇心、自己肯定感なども含まれます。
学力と異なり点数がつかず、偏差値でも測れませんが、これからの社会において『非認知スキル』は高めておきたい必須スキルなのです。
認知スキル(認知能力)と非認知スキルの違い
非認知能力の対義には『認知スキル(認知能力)』があります。
これは【学力】と考えていただければ良く、検査で測定できる能力のことです。
2つの違い
練成会では主に認知スキル(学力)を高める指導を行っていますが、実は非認知スキルの向上もとても大切になってきています。
非認知 スキル |
認知 スキル |
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数値化できる | ✕ | ◯ |
育成方法が確立している | △ | ◯ |
大人になってからも身につく | △ | ◯ |
近年ではお子さまの未来が少しでも豊かになるようにと、多くの保護者さまが非認知スキルに着目するようになってきたのです。
非認知スキル(非認知能力)が大切な理由
では、非認知スキルはなぜ大切なのでしょうか?
非認知スキルが大切な理由は、大きく分けて3つあります。
非認知スキルが大切な理由
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1. 自分で考えて、本質を理解できるようになる
例であげたように、思考力や判断力など、非認知スキルには自分で考える力も含まれています。
非認知スキルを身につけると「なぜ?」を考える習慣が身につくため、物ごとの本質を考える力が高まり、勉強効率が格段に上がるメリットが。
この「なぜ?」を考える能力は生涯にかけて必要な、問題解決能力にも結びつきます。
2. 大学入試で有利になる
文部科学省 はこれから育成すべき資質・能力として、下記の3つの力を掲げており、この中には非認知スキルも含まれています。
新たな学習指導要領によって、文部科学省が育成を目指す3つの力
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上の柱で言うと①が認知スキル(学力)、②③が非認知スキルとなります。
例えば「あなたはどう思いますか?」といった、自身の考えを問われる問題が出題された場合は、自身の考えを表現する②の非認知スキルAが必要です。
参考:新しい学習指導要領等が目指す姿|文部科学省 |
①②をどう活用するか決める役割の、③の非認知スキルBは総合型選抜(旧AO入試)や面接の際に見られる力です。
これらは意欲や俯瞰力、チームワークなどの社会に出てから求められる能力でもあります。
非認知スキルは受験、特に大学受験で求められる能力・資質でもあるため、この力を身につけることで、受験にも有利になるというわけです。
3. 大人になって幸せになる確率が高くなる
非認知スキルが世界的に注目されている理由は、先の見えない世界で自分の役割を見つけ、幸せを築いていくためには必要不可欠な能力だからです。
これは論文でも発表されており、『ペリー就学前プロジェクト』という研究を行った研究者が「 “IQや学力試験では計測できない能力” が人生の成功や豊かさに影響している」と報告したことが関係しています。
『ペリー就学前プロジェクト』 海外で行われた就学前の教育が与える影響についての研究。
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つまり非認知スキルを身につけているかで、大人になったとき、幸せになれるかが大きく左右されるというわけです。
勉強と同じく、非認知スキルは一朝一夕で身につくものではありません。
そのため少しでも早い時期から、お子さまの非認知スキルが高まる環境を用意してあげましょう!
非認知スキル(非認知能力)を伸ばすには
では非認知スキルを伸ばすには、どのような方法があるのでしょうか?
幼少期、学童期などお子さまの年齢によって、行うべき非認知スキルトレーニングは異なります。
非認知スキルの育て方
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ここからは練成会で用意している非認知スキル育成プログラムを交えて、年齢ごとの非認知スキルトレーニングについてご説明します。
お子さまの力を引き出すためにも、ぜひ現在の年齢に合ったトレーニングを取り入れてあげてください。
幼児期:非認知スキルを鍛える遊び
幼少期には遊びを通じてコミュニケーション力や、創造力が鍛えられる非認知スキルトレーニングがおすすめです。
例)
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自分で試行錯誤しながら行う遊びでは想像力、周りの人と関わる遊びでは協調性や表現力など、遊びでも幅広い非認知スキルが養えます。
年長のお子さまには、この他に練成会が行うパズル道場もおすすめです。
小学校 低学年:パズルなどを用いたトレーニング
小学校低学年では、遊びの延長で非認知スキルが伸ばせるトレーニングがおすすめです。
練成会では平面と立体のパズルを用いた非認知スキル育成プログラム、パズル道場を用意しています。
パズル道場
パズル道場は立体パズルを用いて、算数的なセンス(感覚)と深い思考力、そしてやり抜く力を同時に育成する能力開発プログラムです。
パズル道場で身につくスキル
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他のお子さまとの対戦もあるため、兄弟がいない一人っ子のお子さまにもおすすめです。
パズル道場 開設エリア | |
【道央】 苫小牧エリア / 室蘭・登別・伊達エリア |
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【道南】 函館エリア |
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【道北】 旭川エリア |
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【道東】 帯広エリア / 北見・網走エリア / 釧路エリア |
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小学校 高学年:自分で計画&実行するトレーニング
小学校高学年では、自分の力で計画から実行までを行えるトレーニングが向いています。
練成会ではプログラミングを用いて非認知スキルを養う『プロクラ』をご用意しています。
プロクラ
プロクラは世界的に人気なゲーム、マインクラフトを用いてプログラミングを学べる非認知スキル育成プログラムです。
プロクラで身につくスキル
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プログラミングやPCに関するスキルはもちろん、自分で目標を立てながら進めるため、成功までの道筋を逆算する力が身につきます。
プロクラ 開設エリア | |
【道央】 札幌エリア / 小樽エリア / 苫小牧エリア / 室蘭・登別・伊達エリア |
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【道南】 函館エリア |
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【道北】 旭川エリア |
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【道東】 帯広エリア / 北見・網走エリア |
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中学生:非認知スキルに特化したトレーニング
中学生は、直接的に非認知スキルを高めるトレーニングがおすすめです。
練成会では2022年から非認知スキル特化型のプログラム、SDGsカリキュラムを導入しました。
SDGsカリキュラム
SDGsカリキュラムは練成会の『超個別指導 練成会PLUS』で提供する、非認知スキルに特化したカリキュラムです。
こちらは、小学校高学年のお子さまも対象となっています。
SDGsカリキュラムで身につくスキル
etc. |
このカリキュラムではプレゼンタイムがあるため、他者の幅広い意見に触れ合うチャンスも生まれます。
これまで「非認知スキルについて、あまり知らなかった」という方は、ぜひSDGsカリキュラムを活用してみてください。
SDGsカリキュラム 開設エリア | |
【道央】 苫小牧エリア / 室蘭・登別・伊達エリア |
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【道南】 函館エリア |
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【道北】 旭川エリア |
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【道東】 帯広エリア / 北見・網走エリア / 釧路エリア |
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学力と一緒に非認知スキル(非認知能力)を身につければ、子どもの幸せが近づく!
これまで述べてきたように、幼少期、学童期から非認知能力を高めた子どもは、受験でも大人になってからも、成功する確率が高くなっています。
さらに非認知スキルの向上は、認知スキル(学力)の向上に直結するという研究結果も。
お子さまに幸せな未来を歩んでもらうため、ぜひ非認知スキルを養う機会を設けてあげましょう。
練成会では、様々な非認知スキルカリキュラムを導入しています。
「自分で子どもの非認知スキルを育てるのは、難しい…」と思われた方は、ぜひ練成会のプログラムを活用してみてください!