定期テスト前の勉強法

国語

●教科書内容を確実に理解する
入試での得点力の基礎が教科書内容です。特に漢字・語句についての小単元や文法、古典単元はより確実な理解が必要です。また教科書で使用されている用語の理解は不可欠です。国語でも理解し覚えるべき用語は多くあるのですが、他の科目に比べ定着が弱いと思います。例えば、漢字の成り立ちの「象形文字」や「指事文字」、「会意文字」や「形声文字」では、それぞれの文字がどのような文字か説明できることが大切です。

●問題演習の継続が得点力を生む
初めて見る文章を題材とするテストでは、日々の問題演習が欠かせませんので、教科書準拠以外の問題集が必要です。そしてその問題集を選ぶポイントは「解説の詳しさ」にあります。以下が一般的な勉強法です。
問題演習は、毎日大問ひとつを15分から20分程度でおこないます。問題演習の時には、文章内容を熟読し、文章内容が理解できるまで、問題には手をつけません。文章内容が理解できたら、問題演習へ進みます。問題演習では、「答えの導き方」を常に意識します。理由は、テストでは毎回見たことのない文章が出題されますので、文章が変わっても対応できるように問題の考え方を身につけるためです。例えば、この選択肢の問題は、「この部分が文章のこの部分と異なる内容なので答えにならない」、「問題でこのように聞かれていて、問題のこの言葉と解答と思われるこの表現がつながるので答えはこれ」といった感じです。答えをだしたら、自分の答えが問題に対応しているかを確認するため、再度、問題と自分がだした答えをつなげて読みつながりを考えます。そして丸付けでは、答えがあっていたかどうかよりも、「考え方が合っていたかどうか」を解説で確認します。このような日々のひとつひとつの積み重ねが、高い得点力につながります。

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数学

●計算練習は必須
計算は解ければいいというものではありません。「速く・正確に」が必要です。計算力が不十分ですと、方程式の文章問題や関数単元で点数を落とすことが非常に多いです。中1の正負の数・文字式・方程式、中2の式と計算・連立方程式、中3の展開・因数分解、平方根、2次方程式に関して、少しでも不安がある場合は毎日10分ずつでいいので練習しましょう。その際に実際に時間を計り、できるだけ短時間で問題を解く訓練を行うことが大切です。

●1週間の中で中3の勉強をする日と、中1・2の復習をする日をつくる
今現在学習している中3内容も、中1・2の内容もどちらも高校入試には出題されます。また積み上げ科目の数学だからこそ、中1・2の内容の理解が不十分だと中3内容が非常に苦戦する原因となります。(例えば、中1・2の比例・反比例、1次関数が不安だと中3の2乗に比例する関数が厳しくなる・・・といったように)平日は中3の内容(その日学校で学習した内容)をしっかりと復習し、土曜・日曜は中1・2の内容についてその学年の学校ワーク等を取り出し復習すると良いです。特に中1内容の「比例・反比例」「平面図形・空間図形」「資料の整理」、中2内容の「1次関数」「平行と合同」「三角形・四角形」「確率」については高校入試でも出題される可能性が高いので計画的に復習しましょう。

●難しめの問題に数多くチャレンジする
実際の高校入試では、「関数と図形の融合問題」や「図形の性質を複数利用した証明」など数学的な思考を要求する問題の出題が比較的多いです。過去の入試の問題や全国の入試問題などを練習することが大切です。一度チャレンジした問題は、二度目には確実に解けるように解きなおしをしていきましょう。当然この際にも、解答や解説を読んでもわからない場合は必ず質問して理解した上で繰り返し練習することが大切です。

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社会

●普段の授業、定期テストの勉強をしっかり取り組む
社会の入試は、地理、歴史、公民の各分野からほぼ3分の1ずつ出題されます。また、教科書の内容が幅広く出題されることから、普段の授業の内容、定期テストの範囲は入試にそのまま直結します。ですから、普段の勉強や定期テストの勉強を、油断することなくしっかり取り組んでいきましょう。中3生は公民の勉強が中心となりますが、ここ数年の公民の入試では、教科書の発展内容(為替相場、比例代表のドント式の計算など)の出題もあるので、この部分の勉強を忘れずに。

●家庭学習の中に、1、2年の復習を取り入れる
受験勉強は中3の勉強をするだけでは成り立ちません。1、2年生で勉強した内容の復習も必要です。これを実現させるためには、これまで以上に計画的に勉強することが必要です。まず、1週間の自分の予定から、1、2年生の勉強をする日、時間を決めます。部活が忙しい時期は、土日の空き時間、また、日々の隙間の時間を使います。短い時間だからといって効果はないと判断しないこと。たとえ30分でも10日続ければ300分と、考えれば大きな時間です。そして、勉強する教材を決めましょう。市販の教材の中に、1、2年の復習を目的にしたものや、中学校3年分の受験教材もあります。それらの中から自分の使いやすいと思ったものを一つ選び、取り組みます。取り組む単元は、最初からでも、学校の学力テストに合わせても構いませんので、単元ごとに丁寧に取り組みましょう。

●受験勉強で注意すべき点
平成25年の入試を例にすると、完全解答形式の問題が18問、記述問題が3問出されています。したがって、極端な苦手分野をつくらないことと、「用語を正確に覚え、その意味などを文章で書く練習」を意識しましょう。また、歴史の問題では、出来事の並べかえなど年代に関する問題が必ず出題されますので、重要年代はしっかり確認しておきましょう。

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理科

●幅広い知識が必要になる
3学年の内容から出題されるため、まんべんなく勉強するには計画的に取り組むことが必要になります。そのため秋以降に実施される学力テストを利用して勉強することが必須となります。事前にテスト範囲を確認し、時期ごとに重点的に学習する内容を決めていきます。理科は英・数のように積み上げ型の科目ではないため、ひとつの単元に集中して取り組めば、短時間で苦手を得意に変えることが可能です。

●勉強の柱は知識の整理と公式の利用
理科用語は早い時期に覚えてしまいましょう。スタートが早ければ何度も繰り返して勉強できることになります。また、直近のテスト結果にも反映されるため勉強のやる気が高まります。用語は図に書き込みながら覚えるのが効果的です。用語を見てすぐに説明できるようになることを目指しましょう。計算問題は公式を覚えるだけでなく、問題文から必要な数値を即座に取り出せるようになることが大切です。問題を解くときは必ず式を書き残しましょう。間違えた問題は解き直しをしますが、答えを覚えるのではなく解き方を覚えることを意識しましょう。何度か解き直しを繰り返すと問題を見るだけで解き方が思い浮かぶようになります。こうすることで初めて見る問題でも大まかに解き方がわかるようになっていきます。

●比例・反比例、グラフや表の利用
計算問題が得意になってきたら、比例や反比例の関係も意識してみましょう。圧力と力・面積などは簡単に解けるようになるだけでなく公式の意味など、理科の根本理解につながり本当の意味での学力がついていきます。問題で扱われるグラフや表も印をつけたり、変化した値を書き込むことで設問の意味を確実につかむことができるようになります。また理科の入試問題は問題文が長いので過去問などで慣れておく必要があります。

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英語

入試では、長文問題などで3年間の学習内容が同時に出題されます。中3の冬休みまでに中学内容の学習を一通り終わらせて、冬休みからは長文問題を中心に総合演習を行うようにしましょう。

●問題集を活用して3年間の文法をマスターする!
入試問題の大半は文法の知識を必要とするものです。まずは文法を一通り整理し、マスターすることが最優先です。手元に3年間の文法がすべて演習できる問題集を用意し、その問題集を中3の冬休みまでに最低2回は解きましょう。「過去形」「進行形」「助動詞」「不定詞」「動名詞」「比較」といった中1・中2の内容も入試ではよく出題されますので、中3の1学期から始めておくことが望ましいです。できなかった問題はそのままにせず、繰り返し解いて知識を確実に身につけましょう。

●長文はスピードと正確さの両方を鍛える!
入試では長文問題が出題の中心です。問題集やテストの長文問題を使って、時間内に解く練習と正確に訳す練習の両方を行ってください。時間内に解く練習は初めて見る長文を使います。演習するときは制限時間を決め、わからないところは飛ばして答えられる問題を確実に解くようにしましょう。正確に訳す練習は、今までに解いたことのある長文を使います。すべての文が正しく訳せるかを確認し、意味のわからない部分を残さないようにしましょう。同じ文を繰り返し読むことで、初めて見る英文でもすぐに意味が理解できるようになります。

●英作文は基本文の理解が大切!
入試で最も差がつくのが英作文です。英作文と聞くと「難しい」というイメージがあるかもしれませんが、教科書基本文を理解していれば十分に解ける問題も少なくありません。まずは3年間の基本文を総点検し、何も見なくても書けるようにしましょう。また、基本文には文法のポイントが集まっていますので、英作文に限らずあらゆる問題への対応力が強化されます。

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